「見られ方」と「ポジショニング」

こんにちは、後藤です。

美容室に向かう道すがら、「見られ方」について考えていました。

よくビジネスの世界では「ポジショニングが大事」と言われます。ポジショニングマップを作って、自社と競合他社の立ち位置を比較する。確かにそれも大切な分析です。でも、私が本当に重視しているのは、「自分だけの特等席」を見つけるという意味でのポジショニングです。

ポジショニングとは、単に“比較すること”ではなく、“違いを生み出すこと”だと思うのです。

つまり、自分の強みや価値を端的に、しかも印象的に表すこと。それが「見られ方」の起点になります。自分の立ち位置が明確になると、次に打つべきは「コンセプト設計」、そして「ブランディング」へとつながっていきます。

ブランディングとは「目立つ」こと

ここで大事なのが、ブランディングとは「一貫性」とか「誠実さ」ももちろん必要ですが、まずは“目立つこと”が絶対条件です。誰の目にも止まらなければ、どれだけ良い価値を持っていても、存在しないのと同じ。

そのためには、他の人と違うことをする勇気が必要です。

最近の私は、20年ぶりに髪を染めたり、新しい服にチャレンジしたりしていました。見られ方を変えるには、まず自分が変わること。これは外見だけの話ではありません。内面の変化を外見に反映させることで、周囲の人の目線も変わっていく——それを今、実感しています。

自分だけの「特等席」を見つけよう

もしあなたが、これから自分のビジネスやキャリアで「突き抜けたい」と思っているのなら、まずは自分の“特等席”を見つけてください。それは、他の誰かと比べて上か下か、という話ではなく、「自分だけが持っているユニークな価値は何か?」という問いです。

ポジショニングとは、違いを恐れず、むしろその違いを武器に変える思考法です。

今日の美容室では、見た目だけでなく、自分の「見られ方」についても少しアップデートしてもらえたような気がしています。

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