【創業者必見】日本政策金融公庫の創業融資とは?メリットをわかりやすく解説!

創業時には、事業を軌道に乗せるための資金が必要です。自己資金だけでは足りない…という方にとって、「創業融資」は非常に心強い制度です。
創業融資には、大きく分けて以下の2つのルートがあります。
- 日本政策金融公庫の創業融資(政府系)
- 信用保証協会付きの制度融資(民間金融機関+自治体支援)
今回は、前者である「日本政策金融公庫の創業融資」について、メリットを中心に解説していきます。
■ 日本政策金融公庫とは?
日本政策金融公庫(公庫)は、政府が100%出資している公的金融機関です。民間の金融機関が貸しにくい「創業期」「再チャレンジ期」「小規模事業者」などへの支援を主な目的としています。
■ 創業融資の主なメリット
① 無担保・無保証人でも借りられる!
通常、金融機関から融資を受ける場合は担保や保証人が必要になることが多いですが、日本政策金融公庫の創業融資では「無担保・無保証人」での借入が可能なケースもあります。これは創業者にとって大きな安心材料です。
② 利率が低めで、しかも固定金利
日本公庫の融資は、民間に比べて利率が低く抑えられていることが多く、また金利は「固定金利」です。つまり、将来的に金利が上昇しても、返済額が変動しない安心感があります。
③ 長期分割返済が可能
たとえば設備資金などであれば、10年程度の長期分割返済が認められるケースもあります。無理のない返済計画が立てやすいのが特徴です。
④ 審査期間が比較的短い
民間金融機関と比較しても、日本公庫は「申込から融資実行までのスピード」が比較的早いです。提出書類が整っていれば、申込みから1ヶ月程度で融資が実行されることも少なくありません。
⑤ 民間金融機関からの融資の呼び水になる
実は、日本政策金融公庫から融資を受けたという実績は、信用力の証明にもなります。これにより、今後、民間金融機関からの資金調達がしやすくなるケースもあります。
■ まとめ
日本政策金融公庫の創業融資は、「これから事業を始めたい」「資金調達に不安がある」という方にとって、非常に魅力的な制度です。特に、無担保・無保証人で利用できる点や、利率・返済条件の優しさは創業者の強い味方になります。
もちろん、創業計画書の作成や面談など、しっかりとした準備が必要です。当事務所では、創業融資の申請サポートも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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