ミーティングの際は、必ず「お土産」を用意する

ミーティングに臨むとき、皆さんはどのような準備をされていますか?
資料を揃え、議題を確認する。もちろんそれも大切です。
しかし、もう一つ欠かせない視点があります。

それは 「お土産」 を用意することです。

「お土産」とは贈答品ではない

ここでいう「お土産」とは、わざわざ購入して渡す品物のことではありません。
むしろ、 相手が知らない有益な情報や付加価値 のことを指します。

例えば、最新の業界トレンド、補助金・税制の情報、競合の動向など。
相手にとって「聞いてよかった」「役に立つ」と思える一言を持って帰ってもらう。
これが本当の意味での「お土産」です。

プロフェッショナルとクライアントの「常識のギャップ」

特に、プロフェッショナル(専門家)とクライアントの関係においては、
両者の持っている「常識」と「非常識」の差が非常に大きいものです。

専門家にとって当たり前のことが、クライアントにとっては目から鱗の情報。
だからこそ、ミーティングのたびに小さな付加価値を届けることが信頼につながります。

「この人と会うと、いつも新しい発見がある」
そんな印象を持ってもらえることが、プロとしてのポジショニングを高めるのです。

ビジネス全般にも通じる心掛け

この心掛けは、プロとクライアントの関係に限りません。
友人や取引先、初めて会う人との打ち合わせでも同じことが言えます。

日々の情報収集や学びを活かして、会話の中に付加価値を添えるだけで、
「また会いたい」と思ってもらえる確率は格段に上がります。

弊所の取り組み

弊所では、顧問先に対して「顧客訪問」をしているかどうか、
また「顧客の声」を聴いているかどうかを頻繁に確認しています。

その際に、「お土産」を持って訪問することを意識するだけで、
売上アップのヒントや課題解決の糸口が見えてきます。

ミーティングは、情報を交換する場ではなく、関係性を強化する場。
ぜひ次回の打ち合わせから、相手にとって価値ある「お土産」を用意してみてください。


👉 最後に質問です。
あなたが次に誰かと会うとき、どんな「お土産」を用意しますか?

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