人から応援される人間になるために——「パブリックスピーキング」を磨く
こんにちは、税理士の後藤です。今回は、私がここ2年間、意識的に強化してきたスキル「パブリックスピーキング」について書いてみたいと思います。
税理士という職業にありながら、私は積極的に人前に立ち、セミナーを開催し、プレゼンの練習を日々続けています。バスタイムもその一つ。まるでプロの演者のように、自分の言葉の運びや、間、話し方を確認しています。
■ なぜ、パブリックスピーキングを磨こうと思ったのか?
きっかけは、アメリカのトップコンサルタントたちが例外なく、パブリックスピーキングの技術に長けていると聞いたことでした。
優秀なコンサルタントは、理論だけでなく、人前で“魅せる力”に秀でている。これは私にとって衝撃でした。
税務や経営の知識がいくらあっても、それを「伝える力」がなければ価値は半減します。コンサルタントは、ある意味“キャラクター商売”です。自分という存在をどのように演出し、信頼され、選ばれるか。その中心にあるのが「パブリックスピーキング」なのだと、私は確信しました。
■ ビジネスにおいて避けては通れない技術
実際、私が現在務めているプロポーザル審査委員でも、企画提案における「伝え方」が結果を左右する場面を数多く見てきました。資料の完成度や内容以上に、「誰が、どう伝えるか」で印象が大きく変わるのです。
・資金調達を成功させたい
・会社を売却したい
・公的支援を受けたい
どんなビジネスシーンでも、パブリックスピーキングは必要不可欠な武器になります。
■ 応援される人間になるために
私が高校時代にスピードスケートをしていたとき、恩師がこう言ってくれました。
「人から応援される人間になれ」
この言葉は、今でも私の心に強く残っています。
人から応援される人間とは、信頼される人間。共感を得られる人間。そのためには、単に「話す」のではなく、「人の心を動かす」伝え方を身につける必要があると感じています。
だからこそ、私は今日も声に出して話す練習をし、セミナーを通じて実践の場を重ねています。
■ 最後に
これからの時代、AIが進化していく中で、人間らしさが武器になる時代が来ると思います。その中でも「話し方」「伝え方」は、極めて人間的な能力です。
ビジネスパーソンとして、自分自身をブランド化し、信頼され、選ばれる存在になるために。
そして何より、「人から応援される人間」になるために。
私は、これからもこのスキルを磨き続けていきます。
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