創業融資を受けるための3つのポイント ~計画書の質が未来を左右する~

本日、創業を目指す方から「創業融資」についてのご相談を受けました。
創業融資とは、これから起業しようとする方が事業のスタート資金を確保するための融資制度です。創業段階では実績がないため、計画性と本人の資質が大きく問われます。
創業融資の主なルートは、以下の2つに分かれます:
■ 創業融資の2つの主な方法
① 日本政策金融公庫の創業融資
② 信用保証協会付き融資(民間金融機関経由)
どちらの場合も、「創業計画書」の提出が必要になります。
特に、日本政策金融公庫の様式は以下のリンクから確認できます:
■ 創業融資でチェックされる3つの視点
融資の審査で重要視されるポイントは、主に次の3点です。
① 動機および人柄
なぜその事業を始めようとしたのか?
その動機や想い、そして将来的なビジョンは審査において非常に重視されます。
「この人に貸す価値がある」と思ってもらえるかが鍵です。
② 準備状況(スキルと自己資金)
どれほどの準備をしてきたか?
業界経験、必要な資格、パートナーや仕入先との関係性なども見られます。また、自己資金の有無も重要です。自己資金があるということは、「本気度」や「計画性」の証ともなります。
③ 業績シミュレーション(販売・利益計画)
これは最も重要なポイントです。
・どうやって集客するのか?
・どんな商品・サービスで、どんな価格帯なのか?
・営業力やリピート施策はあるのか?
これらを具体的な数字と根拠をもって示す必要があります。単なる「夢」ではなく、実行可能なビジネスモデルとして言語化できているかどうかが審査の決め手です。
■ 自己資金が少ない場合の対応
中には、自己資金がほとんどないという相談者もいらっしゃいます。
その場合、業績シミュレーションで明確に利益が出ることを証明する必要があります。再現性のある数字と、現実的なマーケティング戦略が説得力を生みます。
■ 経営計画書・事業計画書のご支援はお任せください
弊所代表税理士は、公的機関の委員としてプロポーザル審査等にも携わり、数多くの経営計画書・企画書を審査・指導してきた実績があります。
事業の立ち上げ段階から、資金調達・計画立案・マーケティング戦略まで一貫してサポート可能です。
創業をお考えの方、まずはお気軽にご相談ください。
あなたの「想い」を伝える「経営計画」に変えるお手伝いをいたします。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。