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引き算の美学
「もっとやらなければ」「新しいことに挑戦しなければ」
日々、多くの事業者の方とお話ししていると、そんなプレッシャーを感じながら走っている方が少なくありません。しかし、その結果としてキャパを超えてしまい、疲弊し、本来やるべきことが見えなくなってしまっているケースを多く目にします。
これは、繁忙期に自分自身が感じていることでもあります。あれもこれもと手を出してしまい、「今、本当に集中すべきことは何か?」という問いを見失いかけるのです。
だからこそ、あえて今日伝えたいのは――
**「引き算の美学」**です。
増やすことが成長じゃない
ビジネスの世界では、常に「成長」や「拡大」が正義のように語られがちです。もちろん、それも一つの価値観です。ただし、すべての人・すべてのフェーズにおいて、それが最適解とは限りません。
むしろ、
やるべきことを“増やす”よりも、“減らす”勇気
こそが、次のステージへの鍵になる場面も多いのです。
本質を見極める力
やることを絞り、削るためには、「何をやらないか」を決める決断力が求められます。これは怖いことでもあります。「本当にそれでいいのか?」「機会損失にならないか?」と不安にもなります。
でも、逆に言えば、やらないことを決めるからこそ、本当にやるべきことに魂を込めることができるのです。
繁忙期だからこそ、問い直そう
今、繁忙期の真っ只中にいる方も多いでしょう。私自身もそうです。
だからこそ思うのです。
やることに追われるのではなく、「やらないこと」を決めていくこと。
それが、結果的に時間の密度を高め、成果に直結することを改めて実感しています。
「足す」から「引く」へ。
シンプルな道が、あなたの可能性を広げる。
余白をつくることでしか、生まれない創造があります。
ぜひ一度、「引き算」でビジネスと向き合ってみてください。
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