新規で取引する金融機関はどこに着目しているのか?
新規で金融機関と取引する場合、まず審査資料として決算書を3期分ほど要求されるのが一般的です。その際のチェックポイントは、次のようなものになります。
①債務超過か否か?
②利益は出ているのか?
③「預金」残高と「借入金」残高は、「売上」の何か月分あるのか?
ここで知っておいて欲しい基準があります。それは、「借入金の総額≦年間売上×50%」という基準です。これを超えると、返済が滞り始めるケースが多くあるためです。また借入金の総額が最終利益の10倍以上の場合や、税金を滞納しているといった場合にも、返済能力に疑念を抱かれやすくなります。特に新規の金融機関との取引には不利に働くと考えます。
特に税金の滞納だけは、事前に解消しておくことをお勧めします。
弊所は、経営計画の策定を通じて、資金繰り表の作成を支援しています。日々に資金繰りにお困りの事業者は、お気軽にご相談下さい。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。