現場で本当に使える一冊──今年の相棒は「税務ハンドブック」に決めました

こんにちは、税理士の後藤です。
今日は、毎年この時期に更新される「税務ハンドブック」についてご紹介します。
▼令和7年度版 税務ハンドブック(杉田宗久 編)
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シンプルかつ実践的な税法ガイド
この本は、毎年改正される税法の全体像を簡潔にまとめた一冊です。特に、実務の現場で即座に情報を引き出したいときに真価を発揮します。法人税、所得税、消費税などの主要な税目を中心に、制度の要点と適用税率が一覧で確認できるのが最大の魅力です。
私が2018年から2年間勤務していた税理士法人では、全職員にこの「税務ハンドブック」が配布されており、日々の業務においてフル活用していました。
税務支援の現場では「即答力」が武器になる
たとえば、税務相談や融資支援などの現場では、
「これってどれくらい税金かかりますか?」
「法人税率って今どうなってましたっけ?」
といった質問がその場で飛んでくることも珍しくありません。
こういったときに、制度の要点と税率がすぐに確認できる「税務ハンドブック」が手元にあると、安心感が違います。タブレットやPCで調べても良いのですが、紙の本だからこその“ページをめくるスピード感”は、まだまだ健在です。
昨年は別の書籍を使っていたけれど…
実は昨年は、「大蔵財務協会」の『税務必携タックスファイル』を使っていました。こちらも素晴らしい内容でしたが、やはり自分にとっては「税務ハンドブック」の方が肌に合う。そんな実感があり、今年は原点回帰することにしました。
まとめ:一年間の「武器」として、今年も使い倒します
税理士として、そして経営支援のプロとして、常に最新かつ実践的な知識をクイックに引き出せる状態を作っておくことは非常に重要です。今年もこの「税務ハンドブック」を使い倒して、顧問先の経営に貢献していきたいと思います。
税理士や会計事務所職員の方はもちろん、経理担当者の方にもおすすめの一冊です。まだ手に取ったことがない方は、ぜひチェックしてみてください。
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