少子高齢化と労働人口の減少──“人材不足”ではなく“人手不足”の時代へ

日本は今、少子高齢化と労働人口の減少という大きな課題に直面しています。これはもはや未来の話ではなく、すでに始まっている現実です。
実は、弊所でも現在求人を募集しておりますが、「人材がいない」という以前に、「人手そのものが足りない」と感じる場面が増えてきました。

人口減少と高齢化はどこまで進むのか?

平成29年版高齢社会白書によれば、日本の総人口は

  • 2030年には1億1,913万人
  • 2053年には1億人を割り9,924万人
  • 2060年には9,284万人になると見込まれています。

同時に、生産年齢人口(15歳〜64歳)の割合も減少しています。
2010年には総人口の**63%を占めていたこの層が、2060年には51%**まで低下すると予測されています。

また、65歳以上の高齢者の割合(高齢化率)は、2010年に23%、2013年には25%(=4人に1人)を超えました。そして2060年にはなんと38%、つまり2.6人に1人が高齢者という時代になるのです。

働き手がいない。どうする日本。

このような人口構造の変化は、企業経営に直結する大きな問題です。
「優秀な人材を採用する」前に、**“働いてくれる人自体がいない”**という状況が深刻化しています。

これからの時代、企業には従来の採用戦略を見直す柔軟さが求められます。若手の採用はもちろんのこと、

  • 高齢者の再雇用
  • 子育て世代の主婦の活用
  • リモートワークや時短勤務の導入

など、多様な働き方に対応していくことが不可欠です。

弊所の取り組み:子育て世代の主婦を応援します

弊所では、特に子育て世代の主婦の方々を積極的に応援しています。
子育ては最優先。それを尊重した上で、
「少しだけ外に出て働きたい」
「空いている時間を社会とつながる時間にしたい」
そんな想いを、私たちは大切にしたいと考えています。

例えば、

  • 柔軟な勤務時間(1日2~3時間の勤務も可能)
  • お子さまの急な発熱による欠勤にも理解ある職場環境
  • 業務の習熟度に合わせた丁寧なサポート

など、安心して働ける環境づくりに努めています。

少しでも興味がある方へ

「社会とつながっていたい」「家庭と両立できる範囲で仕事がしたい」──そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度、弊所までお気軽にお問い合わせください。
未来の日本を支えるのは、あなたのような柔軟な働き方を求める人かもしれません。

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