【相続税申告】申告期限10か月に向けたスケジュール感とは?

弊所では今年に入ってから相続税に関するご相談を複数件いただいております。相続税の申告は、「相続開始(被相続人の死亡)から10か月以内」に行う必要があり、時間的な猶予は意外と短いものです。

▶ 参考:国税庁「相続税の申告と納税」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4205.htm


相続税申告は「時間との戦い」

相続税の申告・納付は一生に何度も経験するものではなく、納税者の方にとっては初めての手続きばかりです。
戸惑いや不安を感じる方も多くいらっしゃいます。

そこで、弊所ではできるだけ安心して進めていただけるように、ご相談をいただいた段階で全体のスケジュール感をお伝えするようにしています。


弊所の対応スケジュール(標準的な流れ)

以下は、相続税申告の一般的な進め方です。もちろん案件の内容によって変動しますが、一つの目安としてご参照ください。

① 初回ヒアリング(ご相談)

ご家族構成、相続財産の状況、遺言や遺産分割の有無などをお伺いします。

② プレ報告(約1か月以内)

初回面談後、約1か月を目安に税額の見込額やお見積書をご提案いたします。
ここで、おおよそのスケジュールや費用感を共有します。

③ ご検討期間(2週間ほど)

ご家族で相談のうえ、正式にご依頼いただくかをご検討いただきます。

④ 正式契約・業務開始

契約後、必要書類の収集や財産評価などの業務に着手します。
およそ4~5か月程度をかけて進めます。

⑤ 中間報告

申告期限に間に合うように、進捗状況や方針を中間報告としてお伝えします。
不明点やご質問にもこの段階でしっかり対応します。

⑥ 最終報告・申告書の提出

確定した財産評価や分割内容に基づき、申告書を作成し、提出します。


情報の「共有」と「迅速さ」を大切に

相続税申告は、スピードと正確さが求められる業務です。
しかし、最も大切なのはご家族との丁寧な情報共有と、安心して任せていただける関係づくりだと考えています。

不安なことがあれば、いつでもご相談ください。
弊所では、初回相談から申告完了まで、寄り添い型のサポートを大切にしています。


相続税のことで悩んでいませんか?
まずはお気軽にご相談ください。

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