「分解」するという思考法 〜問題解決と時間管理の鍵〜

コンサルタントという仕事には、いくつかの「技術」が求められます。その中でも、私が特に大事にしているのが「分解する力」です。
問題を分解するということ
例えば、「売上が上がらない」という相談を受けたとします。これを「売上」という一つの数字として眺めるだけでは、改善の糸口は見えてきません。そこで必要になるのが、「分解」です。
たとえば:
- 顧客別の売上
- 商品別の売上
- 時期別の売上
- 販売チャネル別の売上
このように要素ごとに細かく分けていくことで、どこに問題があるのかが見えてくるのです。
「分解」は、問題をあぶり出し、解決への第一歩を踏むための基本動作です。
時間も「分解」して使う
分解の技術は、問題解決だけに使えるものではありません。
時間管理にも応用できます。
私はコンサルタントという仕事柄、時間を「切り売り」しています。いわゆるタイムチャージですね。
1時間で価値を生み出せなければ、それは「機会損失」にもつながります。
だからこそ私は、1日の仕事も「分解」して管理しています。
タスクを30分単位に分解する
私は、以下のように「30分単位」でタスクを区切るようにしています。
- 9:00〜9:30 メール返信
- 9:30〜10:00 クライアントA社の資料作成
- 10:00〜10:30 新規企画アイデアの整理
こうすることで、「いま何をやるか」が明確になり、集中力が高まります。
加えて、時間の区切りがあることでダラダラと仕事を続けることがなくなります。
愛用のタイマー紹介
私が実際に使っているのがこちらのタイマーです。
見た目もシンプルで使いやすく、机に置いておくだけで「時間を意識する」ようになります。
特にリモートワークや自営業の方におすすめです。
まとめ:分解は武器になる
「分解」は、問題の本質を見抜くための技術であり、時間を有効に使うための方法でもあります。
- 問題が大きすぎて見えない時
- タスクが多すぎて手につかない時
そんなときこそ、「まず分解してみる」。
それが、ビジネスの現場でも、日常の仕事術でも有効なアプローチになります。
あなたも、今日の仕事を「分解」してみませんか?
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