集客こそが成長のカギ

最短最速で売上をアップする方法は何でしょうか?
それは、新しいお客様を獲得することではなく、既存客に目を向けることです。既存のお客様に付加価値を提供し、単価アップやリピートを促進する方が、マーケティングコストがかからず、すぐに成果につながります。
しかし、事業をスケールさせ、成長速度を加速させるためには、やはり「集客」が必要不可欠です。ここに、中小企業の成長戦略の本質があります。
集客の2つの軸:オンラインとオフライン
集客方法には数多くの手法がありますが、大きく分けると オンライン集客 と オフライン集客 に分類されます。
- オンライン集客
例:検索エンジン広告、SNS運用、YouTube配信、SEO対策など。 - オフライン集客
例:チラシ配布、紹介営業、展示会、FAXDM、地域イベントなど。
では、中小企業はどちらに注力すべきでしょうか?
中小企業にこそ「オフライン集客」
私の考えは明確です。創業から間もない企業や中小企業は「オフライン集客」を重視すべきです。
なぜなら、オンライン集客は資金的に余裕のある大企業が圧倒的に有利だからです。
例えば検索結果で上位表示を狙うSEOやリスティング広告。結局のところ、広告費を多く投下できる企業が有利になります。中小企業が同じ土俵で戦うのは非効率です。
一方で、オフライン集客は「顔の見える関係」を築けるのが強みです。特に地域密着型のビジネスにおいては、口コミや紹介、直接訪問の力が絶大です。信頼構築のスピードが速く、競合との差別化もしやすいのです。
オンラインは「信頼」と「理解」の場に
では、中小企業はオンラインを活用しない方が良いのでしょうか?
答えは 「使い方を間違えないこと」 です。
中小企業にとって、オンラインは「最初に集客する場」ではなく、興味を持ってくれた見込客に安心してもらう場、理解してもらう場として機能させるのが正解です。
弊所の導線設計の事例
例えば弊所では、まず FAXDMやチラシといったオフライン施策 で潜在客にアプローチします。
そして興味を持ってくれた方にホームページを見てもらうことで、弊所の考え方や実績を理解してもらうようにしています。
つまり、
- オフラインで「認知」させる
- オンラインで「理解」させる
- 対面や相談で「信頼」させる
という導線を意識して設計しています。
まとめ
売上を最短最速で上げるには既存客へのアプローチが有効。
しかし、企業をスケールさせるには「集客」が欠かせません。
中小企業が取るべき戦略は、オフラインで集客 → オンラインで教育 → 対面で信頼構築 という流れです。
この導線設計を実行することで、無理なく、着実に、そしてスピード感を持って成長することが可能になります。
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