手元資金が月次売上の何か月分ありますか?

「現金及び預金」勘定は、決算書にある数ある資産勘定の中でも別格の立ち位置にあります。

では、この「現金及び預金」は月次売上(=月商)の何か月分あれば安心でしょうか?

いざという時に頼りになるのは結局は「手持ち資金」です。

資金さえあれば、経営な何とか継続することが出来ます。

ここで重要な考え方があります。それは、「利益が生まれたからお金がある」のではなく「お金があるから利益が生まれる」という発想です。何が言いたいかというと、キャッシュがキャッシュを生むということです。

弊所では、関与先に「月次売上の3か月分のキャッシュを保有する」ことをお勧めしています。

しかし、それを実現することは決して簡単ではありません。

まずは小さな一歩として、「月次売上の1.5倍のキャッシュを保有する」ことを目標にすることから始めてもらいます。そして、それが2倍、3倍となったとき、だいぶ余裕のある経営が実現できているはずです。

弊所では、資金繰りの導入の他、経営計画の策定の支援をしています。資金繰りにお困りの事業者は是非一度、弊所までお問合せ下さい。

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