「贈与」とは何ですか?

贈与の概要について相談がありましたので、簡単に整理しました。

■「贈与」とは何ですか?

➡贈与=「あげます」&「もらいます」という合意です。お互いに意思確認が合致していることが重要となります。贈与の対象は、「現金」に限定されず、「土地」や「株式」等も含まれます。

■贈与には、契約書や、届け出が必要ですか?

➡贈与は、(契約書は絶対条件ではなく…)口頭でも成立します。事前の届け出も不要です。

■贈与税の申告はどうすればいいですか?

➡贈与を受けた人は、贈与を受けた年の翌年2月1日~3月15日の間で税務署に申告が必要となります。
※年間で1,100,000円までは贈与税の基礎控除以下となりますので、この場合は申告不要です。

■多額の贈与を実行するには?

➡住宅取得資金の贈与は、一定の要件の下、500万円まで非課税となります。この場合、贈与税が発生しなくても申告する必要があります。
※住宅の種類によって金額が増加する場合もあります。

その他、「相続時精算課税制度※」という制度もあります。

※相続時精算課税制度=親や祖父母の相続発生まで累積25,000,000円まで課税を繰り延べできる制度

関連記事

  1. 相続対策の王道は?
  2. 土壌汚染のある場合の土地の評価はどうすればいいのか?
  3. 役員借入金のリスク
  4. 不動産管理会社の検討手順とは…?
  5. 相続した非上場会社の株式評価はどうすればいいのか?
  6. 「相続時精算課税」と「暦年課税」どちらが良いのか?
  7. 父親が多額の借金を残したまま亡くなった時は?
  8. 事業承継を検討し始めたら最優先に取り組むべきことは?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP