アパートを建てると土地の評価額が下がるって聞いたけど本当?

自宅のある土地等、他人の権利が絡んでいない土地を「自用地」といいます。

そして所有する土地に自ら建物を建てて、それを第三者に貸している場合(例:アパートや賃貸マンション)、その土地は「貸家建付地(かしやたてつけち)」といいます。

「貸家建付地」は、土地の利用に制限が生じているため、これを反映した減額を行います。これがアパートを建てると土地の評価額が下がると言われる所以です。

具体的な評価額?というと…、

自用地として評価された金額から借地権割合、借家権割合、賃貸割合を乗じたものを控除して計算します。

貸家建付地は、自用地と比較して、20%程度、評価額が下がり、その分相続税が安くなります。相続対策として、所有する土地の賃貸アパートや賃貸マンションを建築する事例が増加しています。

関連記事

  1. 「暦年課税」と「相続時精算課税」は何が違うのか?
  2. 【相続・譲渡】遺贈で取得した土地を売却したら、取得日はいつになる…
  3. 「認知症対策」には…
  4. 【贈与の基本と贈与契約書の重要性】〜無料相談会から見えた実務のポ…
  5. 父親が多額の借金を残したまま亡くなった時は?
  6. 【実例あり】相続税対策は「制度の組み合わせ」がカギ!
  7. 3つの不動産管理会社のパターンとは…?
  8. 事業承継は「早めの準備」が成功のカギ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP