自己演出のポイントとは…?

自分や自社をプロデュースするには?――「掛け算」の発想がカギ

自己演出、つまり「自分をどう見せるか」「自社をどう位置づけるか」を考えるとき、大切な視点があります。

それは、「掛け算」で自分を定義するという発想です。


異なる分野を掛け合わせることで個性が生まれる

例えばApple(アップル)社は、

デザイン性 × 技術力

という2つの要素を掛け合わせることで、他のIT企業とは一線を画すブランドを築いています。

このように、「Aという専門性」と「Bという価値観・強み」を掛け合わせることで、唯一無二の存在になることができます。


トップレベルである必要はない

ここで大切なポイントがあります。

それは、どちらの分野も“トップレベル”である必要はないということです。

たとえば、「そこそこデザインができる × 税務に強い」といった掛け合わせでも、他にないポジションを築くことが可能です。

「プロレベル」ではなくても、「組み合わせ」によって相対的な優位性を作ることができるのです。


では、自分は何を掛け算すべきか?

年末年始など、時間がとれるこのタイミングこそ、自分自身や自社の強みを見直すチャンスです。

  • 「自分には何ができるのか?」
  • 「世の中にどんな価値を提供できるのか?」
  • 「掛け算することで、どんな独自の立ち位置が生まれるのか?」

このような問いを自分に投げかけてみてください。


弊所の自己演出も「掛け算」から

たとえば弊所では、

政府系投資ファンド出身 × 税理士

という掛け算から、「粗利に特化した経営支援」を強みとしています。

税務だけでなく、ビジネスモデルの改善や利益構造の見直しに踏み込む支援ができるのは、このバックグラウンドがあるからです。

業績の改善を図りたい方、新たなビジネスモデルを構築したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。


まとめ:あなたの「掛け算」は何ですか?

自己演出とは、強みを増やすことではなく、「組み合わせ」で独自性を打ち出すことです。

この年末年始、自分や自社の未来を考える時間として、「何と何を掛け合わせれば、自分らしさが出せるか?」を考えてみてはいかがでしょうか?

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