マニュアルは組織の資産。業務の標準化こそが成長の鍵!

皆さんの会社では「マニュアル作り」、しっかりできていますか?

弊所では、業務の属人化を防ぎ、誰が行っても一定の成果が出せるようにするために、日々「マニュアル化」を進めています。
組織の成長において、マニュアルは単なる“手順書”ではなく、「再現性を生む資産」であると位置づけています。

■マニュアル作りはまず“リスト化”から始める

何から始めていいかわからない…そんな方も多いと思います。
弊所では、まず「何をマニュアル化するべきか?」のリストを作るところから始めています。
そして、リストに沿って少しずつ内容を作り、日々改善を繰り返しています。

■では、何をマニュアル化すればいいのか?

マニュアル化すべき対象は意外と多くあります。例えば以下のようなものが挙げられます:

  • 手順書・ルールブック:業務の流れや社内ルールを明文化
  • チェックリスト:ミスを防ぐための確認項目
  • 動画マニュアル:視覚的に伝えることで理解度アップ
  • クレーム集・対応マニュアル:トラブル時の初動と対応の標準化
  • 置き場所のルール(5S):探さない、迷わない、無駄を生まない整理整頓ルール
  • 帳票類:使い方や記入ルールを定める帳票マニュアル

つまり、日々の業務の中で「誰かに教えていること」「毎回迷っていること」などは、全てマニュアル化のチャンスです。

■完璧を目指さず、まずは1歩ずつ

マニュアルは一度作ったら終わりではありません。
運用しながら、必要に応じてブラッシュアップし続けることが重要です。

「とにかく毎日少しでも進める」
「今日1つでも見直す」

このような小さな積み重ねが、やがて大きな組織の力となります。


最後に…

マニュアル作りは、未来の自分や社員を助ける“プレゼント”です。
組織としての強さを高めるためにも、できるところから少しずつ始めてみましょう。

「あなたの会社にしかできないマニュアル」
それこそが、競争力の源泉になります。

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