【口コミはこうして生まれる】集客に悩む前にすべき“エコひいき”のススメ

こんにちは後藤です。
現代は“情報過多”の時代です。飲食店に行くときも、美容室を探すときも、まずはGoogle検索。そして、表示されたお店の情報でチェックするのが「口コミ」ではないでしょうか。
この口コミの善し悪しで、集客の結果が大きく左右される──これが、今の時代の特徴です。
では、事業者側はどうすれば口コミを味方につけられるのでしょうか?
今日は「口コミを意図的に生み出す方法」について整理してみたいと思います。
■「口コミ」は自然には生まれない
多くの経営者がこうおっしゃいます。
「うちは口コミで広がっていって欲しいんですよね」
ですが、厳しいことを言えば、口コミは自然発生しません。
意図的に設計・仕組み化しなければ、“良い口コミ”が生まれる確率は極めて低いのです。
■口コミは「上得意客」から生まれる
口コミを生み出す起点となるのは、新規客ではなく既存客──特に“上得意客”です。
実は、売上に悩んでご相談に来られる方の多くが、
「新規が取れない」と焦っていますが、
本当の問題は「既存客へのアプローチが弱い」ことです。
ここで、経営の優先順位を間違えてはいけません。
優先すべきは、新規客ではなく既存客。中でも上得意客こそ、最大の資産です。
■上得意客には“えこひいき”と“おべっか”を
では、どうすれば口コミが生まれるのか?
答えは明快です。
上得意客を「えこひいき」「おべっか」する。
これに尽きます。
「あなたは特別なお客様です」
「他のお客様とは違いますよ」
そう感じさせることで、
「つい誰かに話したくなる」心理が働きます。
■「特別扱い」が口コミを引き寄せる
これは、世の中のサービス業では常識の戦略です。
- ゴールドカード会員制度
- 常連だけに出される“裏メニュー”
- 名前を呼んで迎えられるホテルのチェックイン
- 誕生日にサプライズメッセージが届く通販サイト
こうした**“自分だけが知っている・受けている”体験**こそが、口コミを生み出すトリガーになるのです。
■まとめ:口コミは設計できる
口コミを「偶然」や「自然な流れ」に任せるのではなく、
仕掛けとして意図的に生み出す視点を持ちましょう。
✔ 新規客ではなく、既存客を最優先に
✔ 特に上得意客に“特別感”を
✔ 自分だけの価値ある体験を演出する
それが、**口コミが勝手に広がっていく状態=“自走する集客”**を生む、最初の一歩となるのです。
弊所では、このような仕組みづくりを“利益の設計図”として支援しています。
「集客がうまくいかない…」とお悩みの方は、まずは“誰に対して”働きかけるかの優先順位を見直してみてください。
経営のブレークスルーは、意外とすぐそばにあるかもしれません。
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