困ったら、お客様に聞け!

「何から手をつければいいのか分からないんです」
こんな相談をよく受けます。
確かに、経営をしていると、やることが山のようにあります。売上アップ、コスト削減、人材採用、広告、補助金…何を優先すべきか迷うのは当然のことです。
でも、そんなときこそ立ち返ってほしい“原則”があります。
それは──
「お客に聞け」
です。
成長のヒントは、いつも“お客の中”にある
今の時代、情報はいくらでも集まります。けれど、あなたの商品やサービスを実際に使っている「お客」の声ほど、生きた情報はありません。
・どんな不便を感じているのか?
・何に悩んでいるのか?
・どんなふうに解決してほしいのか?
これらを“直接”聞ける機会を、どれだけ持てているでしょうか?
接点を持たないと、見えてこないもの
私自身、顧問先との面談回数を記録しています。とはいえ、全てが訪問ではなく、Zoomなどオンライン面談も活用しています。大事なのは「会うこと」ではなく、「話を聞くこと」です。
たった30分の面談でも、お客のリアルな悩みがポロっと出てくることがあります。
その一言が、次の商品開発やサービス改善につながるのです。
お客の悩みを“事業化”せよ
実は、ビジネスのアイデアは「お客の悩み」から生まれます。
・時間がない
・やり方が分からない
・お金が足りない
・不安で動けない
こうした声を拾い、解決策を用意することこそが、事業です。
だからこそ、成長し続けるためには、「お客がいま何に困っているのか」を常に探り続ける必要があります。
まとめ:動けないときほど、足元の声に耳を澄ませる
迷ったら、市場調査やSNS分析も良いですが、まずやるべきは「お客の声に耳を傾けること」です。
難しく考える必要はありません。
顧客に電話して、「最近どうですか?」と聞いてみてください。
その一言が、次の一手につながります。
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