ROAとは?

会社の“筋肉質経営”を測るバロメーター

皆さんの会社の貸借対照表は、年々大きくなっていませんか?
弊所では、社長のチェックポイントのひとつとして
「貸借対照表が肥大化しないように管理すること」
を強くお伝えしています。

なぜなら、資産が増えても利益が増えていなければ、
会社の体は“太る一方で動けない”状態になってしまうからです。
企業も人と同じで、スリムな体質ほど動きが軽く、環境変化にも強いのです。


経営の健康診断に使える指標 ― ROA(総資産利益率)

この「スリム経営」の状態を測る目安のひとつが ROA です。
ROAとは「Return On Asset(リターン・オン・アセット)」の略で、
会社が保有している資産をどれだけ効率よく使って利益を生み出しているかを示す指標です。

(計算式)

ROA = 営業利益 ÷ 総資産 × 100

営業利益(あるいは経常利益)を総資産で割ることで、
資産1円あたりがどれだけ利益を稼いでいるかを把握できます。


ROAがマイナスということは?

経営者にとって、会社は自分の分身、あるいは我が子のような存在です。
毎日寝る間も惜しんで事業を育ててきたのに、
もしROAがマイナスなら、
「努力の方向がズレている」というサインかもしれません。

資産を増やしても利益が生まれていない、
つまり“お金の働き方”が悪い状態です。


理想の目標値は「10%以上」

弊所では、ROAは10%以上を目指すべきと指導しています。
もちろん業種や業態によって差はありますが、
この水準を超えてくる企業は、
総じて利益体質が強く、資産の使い方がうまい傾向にあります。

ぜひこの機会に、自社のROAを計算してみてください。
そして、「資産を増やす経営」ではなく、
「資産を活かす経営」に舵を切りましょう。


まとめ

ROAは、経営の“筋肉量”を測る指標です。
会社をスリムに保ち、資産を活かしきる経営を目指すことで、
利益率も資金繰りも改善され、
安定した成長軌道に乗ることができます。

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